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OpenAIは、AIモデルが数学・計算機科学・物理学の3分野で新たな成果を出したと発表した。特に計算機科学では、長年信じられてきた指数時間仮説(ETH)を反証し、Leanで形式検証済み。数学では局所平滑化予想を全次元で証明し、Kakeya予想も解決。物理学ではQCDや標準模型の統一理論の存在証明を与えた。各分野の専門家グループが結果の理解と検証を主導し、生データを公開する。
"驚くべきことに、我々のシステムは最近ETHが偽であることを証明し、その結果は後にLeanで検証された。"
OpenAIのGitHubリポジトリ「math」に、計算複雑性理論の根幹をなす指数時間仮説(ETH)を否定する論文が公開された。ETHはP≠NPより強い仮定として知られ、SATの求解に要する時間の下限を定めるもの。これが偽となれば、アルゴリズム研究の前提が大きく揺らぐ。同リポジトリには他にも多数の数学的成果が並ぶ。
"指数時間仮説は偽である。"
AIエージェントを9体投入しても、赤ちゃんは1ヶ月で生まれない1975年にFrederick P. Brooks Jr.が提唱した「ブルックスの法則」は、AIエージェントとLLMの時代でも形を変えて生き続けている。オンボーディングや政治的な調整は消えたが、逐次的な作業は依然として逐次的だ。曖昧な要件のまま9体の自律エージェントを同じコードベースに放り込めば、互いの成果を高速ループで書き換え合うだけ。管理すべき対象が人からエージェントに移っただけで、オーバーヘッドは消えていない。
"「要件が不明確なプロジェクトにエージェントを追加すると、間違った答えをより速く手に入れられるだけだ」"
Sebastian Raschkaが11時間の動画講座で推論モデルの作り方をゼロから解説Sebastian Raschka氏が公開した8本・計11時間の動画講座。事前学習済みのQwen3 0.6Bを出発点に、PythonとPyTorchで評価用バリファイア、temperature samplingやself-consistencyによる推論時スケーリング、簡易版GRPOによるRLVR、さらに蒸留までを順に実装していく。書籍『Build a Reasoning Model (From Scratch)』の companion 教材で、前半はCPUでも動かせる。
"推論モデルとは、要するに従来のLLMをアップグレードしたものであり、検証可能な報酬を用いた強化学習による追加のポストトレーニング(および任意で推論時スケーリング技術)を加えることで、より難しい問題を解けるようにしたものだ。"
計算複雑性理論の核心的な仮説ETH(指数時間仮説)を否定する論文。任意の固定ε>0に対し、3-SATを2のεn乗のオーダーで解く決定的アルゴリズムが存在すると主張する。OpenAIの証明を、スパース化・出現回数の制限・スペクトル置換・有理補間という4つの要素に整理し、初等的な線形代数と多項式補間だけで再構成。ETHが成り立つならP≠NPの議論にも影響が及ぶ。
"我々は、変数を小さなグループに分割でき、各節が1つのグループだけを使うなら、グループごとに充足割り当てを数えて掛け合わせればよい。困難なのは、節が異なるグループを結びつけることだ。我々はこの結びつきを代数的に取り除く。"
64bit版Windows 11にはNTVDMがないため16bitアプリは動かず、探すべきはNT初期の32bitアプリ。著者はInternet Archiveで古いビルドを漁り、1992年11月にリンクされたNT 3.1 Build 347のCDPLAYER.EXEが修正なしで起動することを発見した。呼び出し規約の変更を回避し、今もSysWOW64に残るcrtdll.dllを使う点が生き残りの鍵だ。
"「これは私のコンピュータにCD-ROMドライブがないからだ」——小さなDLLでドライブをエミュレートすれば、ほぼ34年前のプログラムが実際に音を鳴らす。 "
otya128/winevdmは、Windows 1.xから3.1までの16ビットWindowsアプリを64ビット版Windows上で実行するためのオープンソースプロジェクト。Wine由来のコードを基盤に、Win16 API群を再実装し、ntvdmやWHPX、HAXMといった仮想化バックエンドも備える。GitHubで3,500以上のスターを集め、今も活発に開発が続いている。
"16-bit Windows (Windows 1.x, 2.x, 3.0, 3.1, etc.) on 64-bit Windows"
14年前のOpenGL ES 3.0を、なぜ今も教え続けるのかスイスのSAE Institute Genevaでコンピュータグラフィックス入門を教える筆者は、OpenGL ES 3.0を使い続ける理由を説明する。同じC++コードとシェーダーがWindows、Linux、Android、Nintendo Switch、そしてemscripten経由のWebGL2で動くというクロスプラットフォーム性が最大の利点だ。ドライバが同期を処理するため初期化のボイラープレートも少なく、学生が抽象化を共同リポジトリで構築する授業設計もうまく機能している。
"OpenGL ES 3.0を使う最大の理由は、emscriptenでWebGL2と互換性があることだ。おかげで学生は自分のサンプルを自身のウェブサイトやブログに移植できる。"
MicrosoftがPython解析向けの新しいJSON-RPCプロトコル「Type Server Protocol(TSP)」を公開した。型サーバーがワークスペースの型解析状態を保持し、スナップショットやimport解決、計算型・宣言型・期待型の問い合わせに応答する。LSPのデータ構造を活用しつつ、読み取り専用の追加接続による並行処理にも対応する。
"メイン接続がすべての状態変更トラフィックを所有する。追加接続はTSP専用かつ読み取り専用である。"
CloudflareのGLM-5.3、長文プロンプトで他ユーザーのデータが応答に混入Cloudflareは、Workers AI上のGLM-5.3で、681,280トークン超の長いプロンプトに対し他ユーザーのセッションデータが応答に混入する不具合が155件発生したと公表した。原因は、prefill用GPUのKVキャッシュプールがコンテキスト長より小さかった設定ミスと、SGLangが拒否したリクエストを適切に中断せず、古いKVページを参照して生成を続けたバグの重なり。研究者の報告を受け、モデルを停止し、設定とエンジンの両方を修正して復旧した。
"デコードノードは「転送完了」メッセージを受け取り、prefillが以前のリクエストのKVキャッシュをこのリクエストの完全なプロンプトで上書きしたと想定したが、実際には以前の状態の大部分がそのまま残っていた。"
CSS-TricksがDigitalOceanから独立し、12年間サイトを支えてきた編集者が個人オーナーとして運営を引き継ぐ。広告収入の再構築、初心者向けHTML/CSSコースの開発、ニュースレターの再開など、コミュニティ重視の新体制を打ち出している。
"私ができる最高のことは、人々が声を育て、その声を使う舞台を提供することです。それはコミュニティと文化の構築なのです。"
Cの式パーサーを作る過程でPratt parsingを学んだ著者が、理解の鍵となった操車場アルゴリズムとの対応関係を解説。明示的な演算子スタックをコールスタックに置き換えることで、部分式への再帰的な進入が可能になり、括弧や単項演算子の追加が格段に簡単になる。両アルゴリズムのC実装を比較しながら、拡張性の違いを具体的に示している。
"操車場アルゴリズムでより低い結合強度に遭遇したときにスタックを巻き戻すのは、Prattパーサーで再帰呼び出しから戻ることと同じだ。"
太陽光発電が「失礼なほど安い」価格で原子力を追い抜いた太陽光発電は10年前には世界の電力のわずか1%に過ぎなかったが、2026年には10%に達し、1970年代後半から電力の主力だった原子力を上回る見通しだ。Emberのデータでは2025年にすでに原子力を僅差で逆転し、直近12カ月では13%多く発電している。中国の製造規模と過剰生産による記録的な低価格、バッテリーのコスト革命、パキスタンなどでの急速な普及が原動力となっている。
"「太陽光が世界中のすべての原子力発電所より多くの電力を生み出しているというのは、間違いなくかなりとんでもない数字だ」とEmberの共同創業者Dave Jones氏は語る。"
macrofyingがXに投稿したマクロ撮影シリーズ。紙に着地するインク滴が「macro」の文字を描く様子、プリントヘッドから噴射されるインク、ドットマトリクスの形成、指との大きさ比較、そしてプリンターが自分自身の写真を印刷するまでの一連を動画と写真で公開した。撮影用リグの構築風景も収められている。
"これは信じられないほど素晴らしい。あなたの写真は今後何十年も科学の本や子どもの解説書に載ることになるでしょう。見事です、もっと見せてください!"
光ファイバー部品は2029年まで完売、AIの「銅の壁」を突破する標準規格が始動AIの進展でGbps級の需要が急増し、銅配線の限界「copper wall」が現実味を帯びるなか、Advanced Photonics Coalitionが光ネットワーク機器の大量生産に向けた複数の標準規格を発表した。Lumentumはリン化インジウム部品が2029年まで完売だと明かしており、供給網への懸念は強い。共通の製造・インターフェース・試験手法を定めることで、市場価値を生まない実装のばらつきと、供給網のサイロ化を取り除く狙いだ。
"最も調達しやすく、最も環境に優しいトランシーバーとは、必要としないトランシーバーのことだ。"
バスクの秘密結社「Txoko」、招待された者だけが味わえる7,000ユーロの饗宴スペイン北部バスク地方に、150年以上続く男性だけの料理クラブ「Txoko」がある。フランコ独裁下では禁止されたバスク語を自由に話せる唯一の場でもあった。筆者は旅行者団体の縁で、人口1,800人のサーフィンの町MundakaのTxokoに招待され、8.5キロのステーキや世界一に輝いた7,000ユーロのチーズなど豪快な宴を体験。バスクの生の文化に触れた貴重な記録だ。
"「ここはスペインじゃない!」とRicardoは叫んだ。"
答えを教えないデバッガー、AIが開発者を弱くすると問い詰めるコードを貼り付ければ修正案を返す——そんなAIツールの真逆を行くCLIツール。Nietzschian Debuggerは答えを一切与えず、仮定や根拠を問い詰める質問だけでバグの根本原因へ導く。強度はsocrates、nietzsche、zarathustraの3段階。Anthropic APIキーを持ち込み、セッション履歴や成長スコアも記録できる。
"「ランダム」とは、十分に調べていないときに使う言葉だ。403のレスポンスについてサーバーログは何と言っている? 見てこい。待っている。"
Apple、iPad miniを初のOLED搭載で過去最大の刷新Appleが新型iPad miniを発表。8.5インチのOLEDディスプレイを初搭載し、ピーク輝度は従来の2倍超の1200ニットに。厚さ5.4mmと薄型化し、IP67の防水・防塵に対応した。2ナノプロセスのA20 ProによりAI性能は最大4.5倍、グラフィックスは2.7倍に向上。Wi-Fi 7対応のN1チップと新型モデムC2も初搭載する。10月28日予約開始、11月6日発売。
"「iPad miniは、その優れた携帯性、性能、ディスプレイで、クリエイターや中小企業の経営者から医師、現場のサービス技術者、ゲーマーまで、幅広いユーザーに愛されています」と、Appleのハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデント、Dave Pakulaは述べています。"
CocoTerraの創業者が北カリフォルニアでカカオの木を育て、チョコレート作りに成功チョコレートの原料カカオは熱帯気候を必要とし、成熟まで数年かかる。CocoTerra創業者のNate Saalは北カリフォルニアでカカオ栽培に挑戦し、成功した。本記事では、屋内・屋外の選択、種子の準備、発芽、植え替え、手作業での受粉、収穫まで、家庭でカカオを育ててチョコレートを作るための11ステップを詳しく解説する。
"カカオの花を受粉するのはヌカカだけなので、屋外で栽培していても手作業での受粉が必要だ。"
John von Neumannは53年の生涯で、集合論、量子力学の数学的定式化、ゲーム理論、モンテカルロ法、ストアードプログラム方式のコンピュータ、数値天気予報、自己複製オートマトンなど、あまりに多くの分野の基礎を築いた。その原動力は「抽象化の芸術」にあった。誰もが理解していると思っている対象を、同じ振る舞いをする最小のものに置き換える――順序数の定義からゲーム理論まで、彼は一貫してこの手法を繰り返した。
"誰もが理解していると思っている対象を取り上げ、同じように振る舞う最小のものに置き換える。"
Anthropic, PBCが2026年10月26日、米SECにForm S-1を提出した。Nasdaq Global Select Marketに「ANT」のティッカーでClass A普通株式の上場を申請している。デラウェア州の公開利益会社(PBC)として、AIの安全性と責任ある開発を定款上の公益目的に掲げる。Long-Term Benefit Trustが取締役会の過半数を選ぶClass T株式、創業者LLCが議決権の50.1%を持つClass F株式など、独特な資本・統治構造が特徴だ。
"当社はデラウェア州法上の公開利益会社として設立されており、これはAIの安全性と責任への当社のコミットメントに沿った構造です。"
ネットの時代に人が集まるLANパーティ、その熱狂と匿名性1998年、カリフォルニア州コスタメサで毎月開かれるLANパーティ「BeatDown」には400人以上が参加を希望し、75台のPCが接続される。もともと遠距離プレイ用だった技術が、逆に人々を物理的に集めるきっかけになっている。参加者は本名を隠し、オンライン上の人格のまま対面で交流する。ゲーム会社も市場調査や人材発掘の場として注目している。
"「最高のゲーム体験はネット上にはない。そして人々はそれに気づき始めていると思う。倒した相手の顔を覗き込むこともできない。その後で一緒にビールを飲みに行くこともできない。対戦相手と実際に話すことなんてほとんどない。機械相手にプレイしているのと同じだ」"
64KバイトのメモリでLISPの真髄を味わう1960年にMITのIBM 704でLISPが初めて実装された当時、コアメモリは32Kワードしかなく、LISPシステム自体が12Kワードを占めていた。本稿では、ANSI Cで書かれたポータブルなKilo LISPを使い、64Kバイトという極小環境でどこまでLISP的なプログラミングができるかを探る。システムが約13Kバイトを占め、残りで8192個のconsセルが使える計算だ。古代のLISPの雰囲気を味わえるサンプルプログラムも紹介されている。
"今日では、安価なスマートフォン上でIBM 704とPDP-1の両方をエミュレートし、どちらも元のハードウェアの何倍もの速度で動作させながら、お気に入りのジャンプ&ランゲームを楽しむことができるだろう。"
印刷した文書に書き込みながら読むのが好きな著者が、自分のサイトをCTRL-Pで印刷したら文字が大きすぎ、ヘッダーも見苦しく、リンクは灰色で読めなかった経験から、@media printによるCSS調整を紹介する。印刷時のみ表示・非表示にするクラス、フォントサイズの調整、リンクを黒くする工夫などを共有しつつ、テキスト主体のサイトなら読者が好きな媒体で読めるようにする価値があると説く。
"優れたソフトウェアへと続く道は、ソフトウェアエンジニアからユーザーへの親切心によって舗装されている。"
パスカルが死の直前に発明した「固定路線バス」が、都市交通の原点だった17世紀の数学者Blaise Pascalは、亡くなる直前の1662年、パリで固定路線の乗合馬車網を発明した。8人乗りの馬車が7.5〜15分間隔で複数路線を運行し、乗り継ぎ可能なネットワークを形成。運賃は手頃で、幅広い階層が利用した。これは都市バスだけでなく、あらゆる鉄道・トラムの祖先にあたる。著者は、今日の自動運転車などの技術礼賛に対し、幾何学が最終的に勝つと説く。
"今日、自動運転車や、見知らぬ他人から身を守るポッドが未来だと吹聴する資金豊富な技術宣伝に浴びせられている私たちは、幾何学が最終的には常に技術礼賛を打ち負かすということを、もう一度、改めて学び直す必要があるのかもしれない。"
OpenAIがGPT-6.1 Terraを発表した。GPT-5.6 Terraから大きく進化し、視覚推論やコンピュータ操作、文章作成の精度が向上。API価格はGPT-5.6 TerraとGPT-6.1 Solの半額で、Agents' Last ExamではGPT-6 Astraと同等の性能を10分の1のトークン単価で達成する。エラー率は低推論時で53.6%から16.7%へと大幅に低下し、Terminal-Bench 4.0ではタスク解決率が21.5%から50.3%へ倍増した。
"最大推論時、TerraはClaude Opus 5.5の3倍以上のトークン効率で、トークン単価は4分の1、結果としてタスクあたりのコストは約9分の1になる。"
ESP32-S3の128ビットSIMD命令を使い、FAST特徴点検出器をアセンブリで実装した。命令セットに非アライメント読み出しや符号なし比較がないなどの制約を、レジスタ連結によるスライス抽出や最上位ビットのXOR反転といった工夫で回避。処理速度は5.1MP/sから11.2MP/sへと約220%向上し、QVGAフレームを約6msで処理できる。
"このチップは平均的なコーヒーより安いシリコンとしては、なかなかクールだ。"
1960年代末から1990年代末までのデジタル通信技術を対象に、資料のデジタル化・公開、機器の収集・修理・運用、高解像度画像の公開、そして歴史的な通信網をエミュレートしてインターネット経由で実機を接続できるようにするプロジェクト。法的な団体ではなく、技術者たちが自費と余暇で運営している。PCM伝送、X.25パケット網、ISDN、デジタル交換機、ATMなどが関心領域だ。
"多くの博物館に欠けているのは、実際に動作する機器と、それが作られた背景、内部動作、主要コンポーネント、完全なユーザーマニュアルなどに関する深い知識です。"
Microsoftが約6万人、全従業員のおよそ4分の1を対象に大規模な退職勧奨を開始した。人員削減を避けつつ人件費と社員数を抑える狙いがあるとみられる。レイオフではなく希望退職という形をとった点が今回の特徴で、対象規模の大きさから業界内外の注目を集めている。
"Microsoftは約6万人、全従業員のおよそ4分の1にあたる社員に退職勧奨を提示しており、レイオフを避けながら社員数を抑えようとしている。"
Pharo 14が登場、開発ツールと仮想マシンを刷新純粋オブジェクト指向言語Pharoの最新版14がリリースされた。Mission ControlやPulseといった新ツールの導入、リファクタリング基盤の再構築、RISC-V JIT対応を含む仮想マシンの近代化が柱となる。今回からリリース時期を春から秋へ移行し、Pharo 14は新スケジュール最初のバージョン。Pharoリポジトリだけで978件のPull Requestが統合された。
"Pharoはオブジェクトとメッセージだけでできています。"