ネットの時代に人が集まるLANパーティ、その熱狂と匿名性
Virtual and Real World Combine at LAN Party (1998)

1998年、カリフォルニア州コスタメサで毎月開かれるLANパーティ「BeatDown」には400人以上が参加を希望し、75台のPCが接続される。もともと遠距離プレイ用だった技術が、逆に人々を物理的に集めるきっかけになっている。参加者は本名を隠し、オンライン上の人格のまま対面で交流する。ゲーム会社も市場調査や人材発掘の場として注目している。
「最高のゲーム体験はネット上にはない。そして人々はそれに気づき始めていると思う。倒した相手の顔を覗き込むこともできない。その後で一緒にビールを飲みに行くこともできない。対戦相手と実際に話すことなんてほとんどない。機械相手にプレイしているのと同じだ」