GoAheadのTLSに3つの脆弱性、失効証明書が黙って通る
Three TLS Bugs in GoAhead

数億台のIoT・産業機器に組み込まれる組み込みWebサーバーGoAheadで、TLS統合に起因する独立した3つのバグが判明した。OpenSSL系バックエンドではCRLが読み込まれるものの失効チェックが有効化されず、失効済みクライアント証明書がmTLSハンドシェイクを通過する(CVSS 9.1)。Mbed TLSではDHパラメータの長さ指定ミスで2048ビットの法数が1バイトに切り詰められ、TLS 1.2のDHE_RSAセッションが傍受者に解読可能となる。LibreSSLのレガシー検証器では過剰な深さの証明書チェーンが受理される。6.1.1で修正済み。
壊れたパラメータでは共有秘密の候補がわずか8通りしか残らない。傍受者は各候補を試し、捕捉した通信を正しく復号できるかどうかで正解を特定できる。