写真を「奥行き」だけで描く、Vathographyという新しい表現

Vathographs: Photographic depth maps as creative expression

写真を「奥行き」だけで描く、Vathographyという新しい表現

Marigold V2が一枚の写真から高精細な深度マップを推定できるようになったことを受け、Karim Joseph Nassarが提唱したのがVathographyだ。通常は後処理のためだけに使われる深度推定を最終作品へと昇華させ、撮影後に任意の距離へ自由にフォーカスを置ける。レンズに縛られない新しい写真表現の可能性を探る。

フォーカスはレンズの性質ではなく画像の性質となり、コントラストや色を使って自由に作者が設計するものになる。
  1. burnoutdv

    なるほど、この方向性は分かるし、写真を出発点に使う別の芸術としてならアリだと思う。でも写真の文脈では違う。単一絞りのレンズに被写界深度がないのに、スマホが深度を幻覚させるのと比べて優れているわけでもない。

    数か月から数年おきに写真散歩をする身としては、決定論的でなくなった瞬間に線を引く。そして理解が正しければ、これは被写界深度に機械学習モデルが干渉して深度を推測している類のものだ。データは実際には存在しない。要するに深度は幻覚だ。KIフィルで写真を修正するときも同じ。露出を変える、ゾーン単位でも、RAWから色を強調する、それは全部いい。でも非決定論的に写真に触れた瞬間、それは写真ではなくなり、たまたま写真を出発点に持つAI画像になる。

    とはいえ、この話題について言えば、意味のある解像度で実際に距離を捉えるカメラはあるのか?面白いToFセンサーや場所の3Dボクセルクラウドはあるが、普通はミリ秒でスナップできるものではない。

  2. hankbond

    写真が好きで、普段は一過性の画像を創作の核心に使うというのは本当に素晴らしい使い方だと思った。

  3. difosfor

    自分だけだろうか、深度マップにも色や明るさが含まれているように見える。示されているvatographの画像も、深度というより被写体認識が主なように思える。これらの推論された深度マップはどれくらい正確なのか?

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2026-11-03