日刊ダイジェスト · Hacker News
· 9 ハッカーニュース
PostgreSQL 19は例年より遅れ、11月リリースの見通しだ。背景にあるのはLLMによるバグ報告の急増で、バックパッチのコミット数は前年比60%以上、一つ前のリリースへのバックパッチは74%増加。修正のレビューと対応に人的リソースが割かれ、大型機能の差し戻しやリリース遅延につながった。品質重視の姿勢の表れとも言えるが、40年分の潜在バグをAIが掘り起こす中で、どう追いつき革新を続けるかとい…
2026年、大量解雇されたエンジニアたちがAIと公開ドキュメントだけを使い、企業が高い席単価で借りているSaaSのクリーンルーム製オープンソース代替を構築する運動「OccupySaaS」を始動。第一弾としてAuth0互換の「ZeroAuthy」とSalesforce互換の「SalesCompel」をApache-2.0で公開した。既存SDKをそのまま動かす互換性を重視し、独自コードのコピーは一切…
AIエージェントが実装作業を担える範囲は広がったが、何を作るべきか、どの証拠があれば受け入れられるかを決める責任はエンジニアに残る。会話ログは設計判断の記録としては脆く、長期セッションでは要約の過程で「なぜそう決めたか」という条件が失われかねない。耐久性のある判断はPROJECT_GUIDE.mdのような小さくレビュー可能な場所に置き、増分ごとに受け入れ条件を明示して検証する。生成物は確率的であ…
Prophecy Govが30万件超の地方議会を分析した結果、データセンターに関する10,202件の公開コメントのうち90.5%が反対で、賛成は7.0%にとどまった。最大の懸念は水使用(36%)で、生活の質や透明性の欠如が続く。意外なのはAIへの言及が21%しかない点だ。赤い州も青い州もほぼ同じ割合で反対し、組合員だけが79%と賛成に回っている。
欧州の送電網では数年にわたり、周波数がちょうど60秒ごとにわずかに落ち込む現象が観測されていた。Forschungszentrum JülichのDirk Witthaut率いる研究チームが、University of CologneやKarlsruhe Institute of Technologyとともに原因を特定。大型蓄電池が残量を確認するため毎分決まったタイミングで電力を消費していること…
『Nighthawks』の情報を調べようと検索した著者は、編集不可能で実在しない仲間やスキルを並べた「wiki」にたどり着く。同様のAI生成サイトは小規模なインディーゲームを狙い、検索結果を大量に占拠。Hooded HorseのCEOは「もぐら叩き」状態だと語り、正当なファンwikiは信頼を損ない、AIクローラーによる負荷でサーバー費用も3〜10倍に膨らんでいる。
米国人男性の平均体重は1世紀で155ポンドから195ポンドに増え、肥満率は1%から36%へ。だが増加は1980年頃に急に始まり、それ以前は数十年かけて緩やかに進んでいた。実験室のラットや野生動物まで太り続け、糖質中心でも痩せたままの狩猟採集民もいる。既存の説明ではどれも辻褄が合わない、と著者らは指摘する。
最初のBSD配布の後、Bill Joyはユーザーの声をもとにPascalシステムを改良し、viやCシェルと同梱した2BSDをまとめた。1年で約75本のテープが出荷され、Joy自身が配布依頼を処理し、テープにコピーして郵送した。1978年にBerkeleyへVAXが届くと、Richard Fateman教授のMacsymaが求める仮想メモリの必要性から、32/Vの改良が進む。
Trigger.devのCTO、Eric Allam氏がセキュリティインシデントを報告。攻撃に使われたエクスプロイトはすでに封じたものの、調査の結果、一部の組織で環境変数が不正アクセスにより流出したことが判明した。影響を受けたアカウントの所有者には緩和手順をメールで通知済みで、続報はステータスページで公開される。