マウスの網膜再生を阻むのは、神経細胞から渡されるProx1タンパク質だった

Restoration of Retinal Regenerative Potential

哺乳類のMüllerグリア(MG)は損傷後も網膜ニューロンへ再分化できず、魚や両生類との差が長年の謎だった。研究チームは、マウスの損傷網膜でMGがProx1を発現していることに着目。Prox1はMG自身が作るのではなく、網膜ニューロンから細胞間で受け渡されていることを突き止めた。この受け渡しを阻害するとMGが網膜前駆細胞へ再プログラムされ、逆にゼブラフィッシュではProx1を注入すると増殖が抑えられた。

Prox1はマウスのMGで内在的に発現しているのではなく、ホメオドメインタンパク質に知られる特徴である細胞間タンパク質移動を通じて網膜ニューロンから獲得されていた。

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2026-10-20