ハチの針は「二重ピストンポンプ」だった、高速撮影で解明
High-speed video reveals how honey bee stingers pump venom

ミツバチ(Apis mellifera)は針を刺したあと飛び去り、針だけが体内に残って毒を注入し続ける。その仕組みをPNASに発表した研究チームが高速カメラで捉えた。針を人工ゲルに刺し、フレームごとに解析したところ、2本のlancetに付いた弁が下向きの行程でパラシュートのように膨らんで密閉し、ピストンのように毒を押し出すことが判明。互いに逆向きに動く二重ピストンが連続的な毒の流れを生み、逆流も防いでいる。micro-CTスキャンから3Dプリントした試作モデルでも同じ動きが再現された。
弁の独特な形状が鍵であり、それらはつぶれるピストンとして機能し、逆方向に送り出すことで連続的な毒の流れを実現している。