AIは認知能力を奪うのか?むしろ「正気」を取り戻させてくれる
Cognitive Decline or Sanity Incline?

AIによる認知のオフロード化をめぐる議論に対し、著者は自身の経験から反論する。メールの下書きや確定申告の複雑な手続きをAIに任せることで、判断疲れが減り、創造的な活動や生活の余白が増えたという。すべてを任せるのではなく、金銭・顧客・本番環境に関わる部分は必ず人間が確認する。AIは社会が作った複雑なルールを解き、その中で遊ぶための道具であり、認知能力を高めると主張する。
AIは私を怠惰にしたり、愚かにしたりしているのではない。社会が自ら作り出した複雑さを、ルールを解き明かし、その中で遊ぶことで解決しているのだ。