John Berger『Ways of Seeing』第1章:視覚は言葉に先立つ

Chapter 1 of Ways of Seeing by John Berger

John Berger『Ways of Seeing』第1章:視覚は言葉に先立つ

John Bergerの名著『Ways of Seeing』第1章。見ることは言葉より先にあり、私たちの世界との関係を基礎づける。Magritteの絵画を引きつつ、視覚と言葉の埋まらない溝を指摘。さらにFrans Halsの晩年の集団肖像画を例に、美術史家が作品を「調和」「人間性」といった美辞麗句で神秘化し、社会的文脈や階級対立を覆い隠す様を批判。過去の芸術を「見る」ことは、歴史の中に自分を位置づける行為だと説く。

過去は決して発見されるのを待っているわけではない。歴史は常に現在とその過去との関係を構成する。したがって、現在への恐れは過去の神秘化へとつながる。

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2026-10-11