OpenSSH、AIが発見した脆弱性に対応するためリリースを前倒しへ
OpenSSH 10.6
OpenSSH 10.6が2026年10月6日にリリースされた。AIモデルやAI支援によるセキュリティバグ報告が急増し、AIが発見したバグが別の研究者によって独立に発見される事例も確認されたことから、チームは修正を次回リリースまで溜め込まず、より頻繁にリリースして迅速にユーザーへ届ける方針に転換する。本リリースには、LZ77辞書コーダの無効化によるサイドチャネル対策や、ユーザー名の厳格な検証、ハイブリッド耐量子署名アルゴリズムの有効化などが含まれる。
AIツールによって特定されたセキュリティバグが、その後別の研究者によって独立に発見される事例を何件も確認している。このことは、バグをOSSプロジェクトに報告しない攻撃者も、これらのバグを発見できる可能性が高いことを示唆している。