コンタクトレンズ型センサーが涙でストレスを測る
Lab on a Contact Lens Can Measure Stress Through Serotonin

IEEE Spectrumの記事によると、涙に含まれる神経伝達物質セロトニンを測定する「コンタクトレンズ上のラボ」が開発された。Terasaki InstituteのYangzhi Zhu氏らの研究チームは、グラフェンと銀電極を蛇行パターンで印刷した柔軟なハイドロゲルレンズを作製。人工涙液で72兆分の1モル毎リットルという極低濃度のセロトニンを検出し、28日以上の繰り返し変形にも耐えた。10人のボランティアの涙では、ストレス課題後にセロトニン値が低下。麻酔した豚の目でも炎症なく検出に成功した。NFCチップと伸縮性アンテナを組み込んだ無線版も試作されている。
「目と涙液は、採血なしに生化学的測定を繰り返せる可能性があるため、興味深いインターフェースを提供します」と、この研究に関わっていないCalifornia Institute of Technologyの医療工学教授Wei Gao氏は言う。