氷河を群れで移動する「グレイシャーマウス」の謎

Glacier Mice

氷河を群れで移動する「グレイシャーマウス」の謎

グレイシャーマウスは、氷河上で見られるコケの集合体で、複数種のコケから構成され、線虫、トビムシ、クマムシなどの微小生物の生息地にもなっています。アラスカ、チリ、グリーンランド、アイスランド、スバールバル諸島、ウガンダ、ベネズエラ、そして亜南極の島々などで観察されています。特筆すべきは、その動きが非ランダムで群れのような挙動を示すことです。平均して1日約2.5cm移動し、加速計による測定では、氷上を滑るのではなく回転しながら転がっていることが確認されています。この動きのメカニズムはまだ解明されていませんが、暗色のコケが日光を吸収して南側の氷を溶かし、窪みに転がり込むことで移動するという仮説が提唱されています。

グレイシャーマウスの動きは非ランダムで、群れのような挙動を示すが、そのメカニズムはまだ解明されていない。

この日のほかの記事

2026-08-29