OpenSSH 10.5リリース、AIによる脆弱性報告の急増でリリース頻度を加速
OpenSSH 10.5/10.5p1
OpenSSH 10.5が2026年8月11日にリリースされた。今回のリリースでは、AIモデルによるセキュリティバグ報告が急増していることを受け、修正を迅速にユーザーへ届けるため、リリース間隔を短縮する方針が示された。セキュリティ修正には、ssh-agentのロックとsession-bind拡張の相互作用に関する問題や、sshクライアントのrealloc use-after-free、sshdのauthorized_keysのrestrictキーワードがトンネル転送に適用されない問題などが含まれる。新機能として、ssh-keygenでのFIDOキーのtouch-required/verify-requiredフラグ設定、ssh -Zによる認証キー表示、sshdのsetproctitle使用などが追加された。また、Portable OpenSSHはlibcryptoにECC(NISTP521含む)が必須となった。
AIツールによって特定されたセキュリティバグが、その後別の研究者によって独立に発見されるケースを数多く見てきた。これは、OSSプロジェクトにバグを報告しない攻撃者も、これらのバグを発見できる可能性が高いことを示唆している。