蛇の吉兆を説く19世紀のゾロアスター教写本『マール・ナーメ』

"The Persian MâR-Nâmeh Or, the Book for Taking Omens from Snakes" (1892)

蛇の吉兆を説く19世紀のゾロアスター教写本『マール・ナーメ』

1892年、ボンベイ人類学協会でイギリス人外科医ジョージ・ウォーターズが発表したゾロアスター教の書物『マール・ナーメ』を紹介。15世紀後半に書かれ、ゾロアスター暦の各日に蛇を見たときの吉凶を記す。ゾロアスター教では蛇は悪神アーリマンの被造物とされ忌避されるが、本書には吉兆も多く、エジプト思想の影響や前ゾロアスター教時代の蛇観の残存が指摘される。

「シェフリーヴァルの日に蛇を見れば、やがて離れていた友を腕に抱くことになるだろう」

同じ日のその他の記事

2026-08-10