ソノラ砂漠の幻覚性ヒキガエル:1984年のパンフレットが5-MeO-DMT乱用の火付け役に
The Psychedelic Toad of the Sonoran Desert
『Bufo Alvarius: the Psychedelic Toad of the Sonoran Desert』は、1984年にAlbert Most(本名Ken Nelson)が執筆し、Venom Pressから出版されたアンダーグラウンド・パンフレット。ソノラ砂漠ヒキガエルの毒液に含まれる幻覚成分5-MeO-DMTの抽出法と使用法を解説し、その後のレクリエーション使用のきっかけとなった。1992年にはAndrew WeilとWade Davisが科学的文献でその精神作用を報告し、動物由来の幻覚剤として初の事例とされた。著者をめぐっては、Hamilton Morrisが2017年に誤ってAlfred Savinelliと特定したが、2020年にKen Nelsonが真の著者であると判明。2021年にはNelsonの許可を得て、5-MeO-DMTの化学合成法を含む改訂版が出版された。
このパンフレットは、ソノラ砂漠ヒキガエルの毒液のレクリエーション使用と5-MeO-DMTの使用開始のきっかけとなった。