火星最大の峡谷は今も動いている、InSightの地震データが示す
Giant canyon on Mars is still tectonically active

Columbia大学とImperial College Londonの研究チームが、NASAのInSight着陸機が2021年に記録した火星地震S0976aを解析。Valles Marinerisの地下20〜40kmで、断層に沿って岩盤が横滑りしたことが原因だと突き止めた。プレートテクトニクスを持たない火星でも、数十億年前に生じた断層が今なお弱く残り、破壊を起こし得ることを示す成果だ。
火星は、プレートテクトニクスのない惑星でも、数十億年前にできた構造が今なお重要であり続け、現在地殻がどこで破壊されるかを左右し得ることを示している。