海底ケーブルはなぜ「不運」なのか——台湾・馬祖間で5年27回切断
Submarine Cable Resilience

海底ケーブルは世界の通信を支える重要インフラだが、その多くが浅海域を通るため、漁具や船の錨による損傷に晒されている。台湾・馬祖間のケーブルは2018〜2022年に27回切断され、2023〜2025年にも4度の大規模障害が発生。バルト海でも2023年以降11件の障害が起きた。地政学的なリスクや故意の切断も加わり、ケーブルの保護と復旧の難しさが浮き彫りになっている。
海底ケーブルの障害は毎年世界で約200件報告されており、International Cable Protection Committeeは、ケーブル総延長が増えているにもかかわらず、近年この数字はほぼ横ばいだと指摘している。