AIに書かせると思考が止まる——コーディングは任せても、文章作成は任せるな
Don't Use AI to Write

ClaudeやChatGPT、Geminiを日常的にコーディングや調査に活用する著者が、文章作成だけはAIに任せない理由を説く。文章を書く行為は問題を深く考え、伝えたい本質を明確にする思考のプロセスそのもの。箇条書きから文書を生成すれば、その思考を飛ばしてしまい、もっともらしいが核心を突かない成果物に満足してしまう。AIは書くのは得意でも、考えるのは苦手。だからこそ、自分の付加価値はそこにある。初稿を書き終えた後は、AIに修正させるのではなく「この文書の最重要点は?」「どんな疑問が浮かぶ?」と問いを投げ、フィードバックを受けて再び自分で考える。データの整理やパターン発見など、書く前の準備段階でもAIは有用だ。
AIツールの問題は、文章を書くのが苦手なことではない(むしろ逆だ)。考えること、新しいアイデアを生み出すことが苦手なのだ。そして、まさにそこがあなたの出番なのである。
HNでの議論
83- trjordan
ちょっと整理させてくれ:
- ドキュメントを調べたりリサーチしたりするのにAIを使うのはOK。
- 議論を組み立てるのにAIを使うのもOK。
- 実際に文章を書くのにAIを使うのはダメ。
- 校正にAIを使うのはOK、特にどれだけ効果的に伝えられているかを見るのに。
うーん、俺にはよくわからん。それってかなりAIに書かせてるのと同じに聞こえるんだが。君の文章はClaudeの出力より「load-bearing」とは言わないだろうけど、AI度がそこまで低いかどうかは怪しいもんだ。
- Kim_Bruning
昔々、ワープロが発明されて、紙の上で言葉を並べるのがずっと楽になった。ビットが間違ってたら消せばいいし、ページをまたいでコピペもできる。ファンフォールド紙にドットマトリクス活字でも気にしないなら、本当にすごいことができた。もちろん、もっと良い印象を与えたければタイプライターで打つか、いっそ万年筆で手書きカリグラフィーにすればいい。
で、LLMを使えば読む速度で、いやそれ以上で作業できる。だからここで一段落試してみて、トーンを完全に書き換えたり。一人称で章を始めて、それを三人称に書き換えさせたり。あれこれどんどん。新しい変換の数は無限だ。
多くの人は何をしてる?一行のプロンプトを書いて、ワンショットの結果をみんなに見せるだけ。
まあいい、時には素晴らしい文章を書く必要なんてない。でもワープロを採用した初期の書き手のようになることもできる。LLMを使うのに、以前文章を書いてたのと同じくらいの労力を注げば、かなりクールな結果が得られる。
- bluepeter
> 書くことは思考を必要とする。AIに思考を任せるな。
わかった、でも読むことだってかなりの思考を必要とする。ましてや、たとえばコーディングについても同じことが言える。そして、AIにコーディングさせるなと言う人もきっといるだろう。でも俺は使ってるし、結果は素晴らしいし、それでも深く考えている。実際、AIコーディング(と思考)に費やす時間は以前より増えた。このWordドキュメントをコードでPDFに変換するにはどうするんだっけ、なんてことで足を取られなくなったからだ。より高次の思考に時間を使える。AIが書いたテキストを読むときも同じだ。文章がコーディングより神聖だなんて思わない。そしてAIの出力を読んで調整するには、かなりの思考が必要だ。
- simonw
今朝ちょうどClaudeを使って「omit needless words」アプリを作った。テキストを貼り付けると、省ける単語に取り消し線を引いてマークアップしてくれるやつだ。
作業中のドキュメントを編集するのに使って、提案の約3分の1を採用した。なかなか良い感じだ。
Claudeアカウントがあれば、ここで作ったアーティファクトにアクセスできるはず:https://claude.ai/artifact/RK7XfnaoxVV1Uji84ETaLr - これは「Claudeception」を使っている。ClaudeアーティファクトがClaudeプロンプトを使えるようにする機能で、あなたのClaudeアカウントに課金される(1回あたりおそらく1セントの何分の一かのコスト)。
- SoylentGreenGPT
AIを書くのに使うな、編集に使うな。LLMはあなたの文章を理解できないから、あなたの作品に対する編集や質問は、知識のある別の人にレビューを頼むより役に立たない。