RF信号不要、抵抗の熱雑音だけで無線通信に成功

Communication by means of modulated Johnson noise

外部RF信号を使わず、抵抗のJohnson雑音を変調して情報を送る受動的无線通信を実験的に実現。インピーダンス整合した50Ω抵抗をアンテナに接続・切断するだけで、最大26 bps、7.3 mの伝送を達成した。送信機は太陽電池とスーパーキャパシタで電池不要。RFキャリアを排除できるため、低消費電力・低干渉・ステルス性に優れる。

システムのすべての構成要素が同じ物理温度にあるのに機能するのは、それらが異なる雑音温度を持つからである。
  1. chicken-stew

    コンピュータから離れているので記事をざっと流し読みしただけだが、ADG90x RFスイッチファミリーを使っていることに気づいた。

    記憶が正しければ、このファミリーは単一の正電源レールで動作し、内部で負電源レールを生成する。利点は実装の容易さだが、スイッチの位置に応じてノイズが注入される。この論文ではその点は扱われているのか?

  2. mitxela

    これは極めて奇妙だ。熱力学第二法則によれば、これは不可能なはずではないか?

    熱平衡状態にある抵抗がアンテナに接続されているときに、より多くのエネルギーを受信するということは、熱平衡状態であっても、抵抗付きのアンテナから抵抗なしのアンテナへエネルギーが移動することを意味するように思える。

    おそらく後になって、光速より速いニュートリノのように、実験上の微妙な問題だと判明するだろう。

  3. pockybum522

    魔法だな、了解。

    (これが機能することに度肝を抜かれた。これは驚くべきことだ。)

  4. analog8374

    モールス符号による、肉を叩く音の不協和音。

  5. frumiousirc

    > 達成可能な最大スループットは1.5mで26 bps、4.5mでは22 bpsに低下する。

    そして、無響室ではなく実世界の条件で複数の送信機がある場合はどうなる?

    それはそれでクールだし、この研究がそれ自体のため、研究のためのものであれば問題はない。しかし、そうでなければ、実用的なユースケースが思い浮かばないのに苦労する。私の想像力が不足しているかもしれないことは認める。

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2026-09-19