ドイツの「要塞化された民主主義」が生んだ逆説:AfDが最も人気のある政党になるまで
Why the AfD Wins
ドイツのメディアはAfDを「極右」と決めつけるが、実際には同党は国内で最も支持される政党となった。本稿は、AfDの台頭が、移民危機や経済不安といった現実の問題に対する既成政党の対応の失敗と、それに伴うタブーによって引き起こされたと論じる。また、ドイツの「要塞化された民主主義」の仕組みが、かえって同党を勢いづかせる結果になっていると指摘する。AfDの起源から現在に至るまでを追い、その支持層の実像と、ドイツ政治の今後を考察する。
ドイツ最大の問題は、自国の問題について語らないために作り上げたシステムである。