LIGOが捉える微小振動:10^-19メートルの重力波検出を支える技術
Seismic Isolation
LIGOは、道路の交通や遠くの天候、地震などの地上振動を感知するほど敏感で、重力波による鏡間の距離変化は10^-19メートルという極小のものだ。これを検出するため、LIGOは能動的・受動的振動絶縁システムを多層的に構築。受動的絶縁では40kgのテストマスを360kgの四重振り子で吊るし、能動的絶縁では地震計とアクチュエータによるフィードバックで振動を打ち消す。これらの技術が重力波検出を可能にしている。
重力波はLIGOの鏡(テストマス)間の距離を、想像を絶する10^-19メートルだけ変化させる。これが私たちが測定しようとしているスケールである。