SDSS-V、全天の超大質量ブラックホール50万個の地図を公開
An all-sky map of half a million supermassive black holes

スローンデジタルスカイサーベイ(SDSS)は、第5期プロジェクト「Black Hole Mapper」の一環として、データリリース20(DR20)を公開した。南天での初の観測とeROSITAのX線データを組み合わせ、約20万個のX線源を分光同定し、合計50万個以上の超大質量ブラックホールをマッピングした。この結果、初期宇宙にはこれまで考えられていたよりも多くの巨大ブラックホールが存在し、全ブラックホール成長の70〜90%が塵やガスに覆われた隠された段階で起こったことが示唆された。
「DR20により、X線と可視光の分光データを組み合わせることで、天体物理学における新たで独創的な科学的視点が開かれることを実証しただけでなく、大規模で国際的かつ多様なコラボレーションが、共通の目標に向けて長年にわたり効果的に協力できることも実証しました」と、eROSITAの主任研究員でBHMのサーベイ科学者であるAndrea Merloni博士は述べている。