自走式トレーラーが欧州で実証開始、長距離貨物の脱炭素化を加速
Self-Powered Trailers Promise Leaner Freight Runs

欧州と北米で、トラクターではなくトレーラー自体を電動化する動きが広がっている。ルクセンブルクのNivalis Energy Europeは、BPWと共同開発した電動アクスルを備えたキットをTIP Groupのトレーラーに搭載し、ドイツの運送会社Sommerの実運用で試験を開始した。このシステムは回生ブレーキ、屋根上の太陽光パネル、駐車中の系統充電を組み合わせ、年間最大7,000リットルのディーゼル削減を見込む。一方、ドイツのTrailer Dynamicsは最大551kWhの大容量バッテリーを搭載し、平均40%の燃料削減を報告。ZFのTrailTraxや北米のRange Energyなども参入し、技術競争が激化している。
「物流は低利益率の業界です。私たちは、技術的にも経済的にも業界に適合する製品に注力しています。資本支出のハードルを克服し、相互に補完し合うエネルギー源を追加することで、経済的メリットを最大化するのです。」