Microsoftの囲い込みの主武器は「独自形式」だ

How proprietary formats have become Microsoft’s main tool for lock-in

Microsoftの囲い込みの主武器は「独自形式」だ

文書ファイルは単なるデータではなく、依存関係の塊だ。Microsoft Officeの独自形式(DOCX、XLSX、PPTX)は、国際標準として認定されながらも、実際にはMicrosoftのソフトウェアだけが完全に再現できる。OOXMLの標準化プロセスは物議を醸し、その仕様は膨大で、Microsoft独自の実装詳細を含む。これにより、他社製ソフトで開くとレイアウトが崩れ、ユーザーはMicrosoft製品に戻らざるを得なくなる。政府や企業が公式文書を独自形式で保存することは、記憶の管理を民間企業に委ねることを意味し、長期的なアクセス可能性にリスクをもたらす。真のデジタル主権には、ODFやPDF/Aなどのオープンな形式とフォントの採用が不可欠だ。

文書は目に見える議論であり、同時に、常に目に見えない依存関係の集合でもある。

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2026-07-20