「強欲は善」に憧れた若者たち——金融業界の文化が不正を生む仕組み
The Gordon Gekko Effect: The Role of Culture in the Financial Industry [pdf]
映画『ウォール街』の悪役Gordon Gekkoの「強欲は善」という演説は、実際には1986年のIvan Boeskyの卒業式スピーチが元ネタで、彼は後にインサイダー取引で有罪となった。それでも多くの若者がこの架空の悪役に憧れて金融業界を志した。MITのAndrew W. Loはこの現象を「Gekko効果」と呼び、企業文化が伝染病のように価値観を広め、不正行為の確率を高める経路を分析する。
Gekkoが『ウォール街』の主人公ではなく、実は悪役であるという事実が、この現象を本当に驚くべきものにしている。