外国の中央銀行と政府にとって米国債はすっかり魅力を失った
US Treasuries Have Become Unappetizing for Foreign Central Banks and Governments

Treasury DepartmentのTICデータによると、外国の中央銀行と政府が保有する米国債は7月に市場価値で3.77兆ドルへ減少し、2012年とほぼ同じ水準になった。この間、発行残高は約3倍、インフレは48%進んでおり、「外国公的部門」の保有シェアは2007〜2009年のピーク時の38%超から12.8%へと急落、1993年以来の低さとなった。代わりに存在感を増すのは、Cayman IslandsやIrelandなどに拠点を置く米国のヘッジファンドや企業の保有分を含む不透明な金融センターだ。
米国債は外国の中央銀行と政府にとってますます食欲をそそらないものになっており、米国は巨額の制御不能な財政赤字を賄うために外国の中央銀行や政府に依存する度合いを大きく減らす一方、米国のヘッジファンドや企業が保有分を置く不透明な外国金融センターへの依存を強めている。