ワックスの膨張が4000Nの力を生む「Wax Motor」、その仕組みと幅広い用途
Wax Motorは、ワックスの相変化を利用して熱エネルギーを機械的エネルギーに変換するリニアアクチュエータだ。溶融時にワックスは体積が5~20%膨張し、最大4000N(約400kg)の力を発生させる。磁気ソレノイドと異なり、滑らかで静かな動作が特徴で、TRIAC制御にスナバ回路が不要という利点もある。HVACの混合弁、洗濯機のドアロック、食洗機の洗剤投入扉、温室の換気窓、さらには航空宇宙分野での燃料制御など、幅広い用途で活躍している。
ワックスモーターは、ワックスの膨張から4000N(標準重力で約400kgまたは900ポンドに相当)もの大きな油圧力を提供する。
HNでの議論
45- limaoscarjuliet
Wikipediaのページには小さな誤りがある。アクチュエータ(つまりワックスモーター)をサーモスタティック・ラジエーターバルブとして説明している https://en.wikipedia.org/wiki/Wax_motor#/media/File:Thermisc...
これは別物だ。サーモスタットは周囲の温度に基づいて開閉するが、アクチュエータの方は別のサーモスタットによって駆動される発熱体への通電に基づいて開閉する。
ワックスモーターはなかなかクールなものだ。ほとんど故障せず、湿った環境でも仕事をこなす。私はパートナーが経営するホテルの面倒を見ているが、そこには約100個が設置されていて、交換するのは数年ごとに1個程度だ。
- palmotea
実際に動いているところを見たいなら、これを見つけた: https://www.youtube.com/watch?v=sApyrDEXGAI
- cbdumas
このページが、ICE車両のエンジンブロックとラジエーター間のクーラントの流れを制御するのに同じ原理を使っている自動車用サーモスタットに言及していないのは驚きだ。
- bonkabonka
Big Cliveが数年前にこれを分解していた: https://www.youtube.com/watch?v=uPuvhnIoz2g
- kazinator
パラフィンワックスの膨張はかなりのものだ。私はギターピックアップや自転車のチェーンのワックスポッティングを経験したことがある。これには細長く背の高いブリキ缶を使い、沸騰したお湯の中に置く。液体ワックスが固化すると、缶の側面から離れてできたインゴットがするりと出てくるだけでなく、中央に空洞ができる。上面にはくぼみがあり、中央には深い穴が開く。