中国の若者を縛る「内巻」、努力しても報われない競争の正体
Neijuan
内巻(ネイジュアン)は、システムや競争が激化しても生産性や集団的利益が増えない状態を指す中国語で、英語のinvolutionの翻訳語。人類学者Alexander Goldenweiserが1937年に提唱し、Clifford Geertzが1963年にインドネシアの稲作で実例を示した。2020年以降、中国本土でインターネットスラングとして爆発的に広がり、Weiboでの関連ページビューは10億を超え、その年の「トップ10流行語」にも選ばれた。学歴競争や996労働文化、過剰生産とデフレ圧力など、社会の閉塞感を映し出す概念として注目されている。
内巻とは「人々が絶えず自分自身を強制する死のループ」であり、「参加者が失敗も退出も許されない競争」だと人類学者の項飆(Xiang Biao)は述べている。
HNでの議論
45- jamessb
参考までに、この記事が投稿されたのはおそらく、現在議論中[2]のブログ記事「Astra for Coding: Why Are We Doing This Again?」[1]からリンクされているからだろう。
- gcanyon
あの記事が https://en.wikipedia.org/wiki/Red_Queen%27s_race を参照していないのは意外だ。
- tantalor
> Goldenweiserはマオリの装飾芸術を例に挙げている。芸術の発展は、すでに存在するパターンの枠組みの中で行われた。最終的な作品は入り組んで複雑な外観だったが、根本的には既存の芸術と同じだった。
まったく、なんて嫌な奴だ。
- torginus
中国の人々について僕が好きなのは、彼らが自分たちのために築き上げている苦しみの車輪について、信じられないほど自覚的で自己反省的であることだ。
- kjshsh123
>資本の所有者が競争に駆られると、消費者向けの価格が下がっているにもかかわらず、限界的な利益がほとんど、あるいはまったくないのにますます働かなければならなくなる。そのため、価格カルテルや「価格リーダーシップ」は不可能になる。
ここでのコメントの多くは、これが明らかに労働者や過労感についての話ではなく、むしろ平均的な消費者をより豊かにするはずだという点を見落としているようだ。