原稿が遅れただけで逮捕された作家:松本清張『東京急行』
Arrested for a Late Manuscript: Seicho Matsumoto's 'Tokyo Express'

松本清張の『点と線』(英題『Tokyo Express』)は、1957年の九州の海岸で発見された若いカップルの心中事件を描く。一見自殺に見えたが、一枚の食堂車のレシートが事件の謎を解く鍵となる。編集者が原稿の締め切りに追われ、日本旅行公社のネットワークを使って作家を「逮捕」した逸話も紹介。清張の執筆過程と鉄道ダイヤへの執着が、この傑作ミステリーの誕生にどう繋がったかを解説する。
「日本旅行公社は新聞社よりも手ごわい」