オープンソースがAIを禁止する理由:LLMは進化しているのか、それとも私たちを欺いているだけなのか
The growing divide between AI hype and software engineering reality

金融市場ではAIバブルが叫ばれる一方、オープンソースコミュニティではAI生成コードの受け入れを巡り激しい議論が起きている。120のオープンソースプロジェクトのAIポリシーを調査した結果、37プロジェクトがAI全面禁止を選択。Linuxカーネルは帰属を条件に許可する一方、GCCやZigなどはAI支援の貢献を拒否している。DebianでもAI全面禁止の提案が投票にかけられている。シニア開発者は、AIが生成するもっともらしいが誤ったコードのレビューに時間を浪費される現状に不満を募らせている。本稿では、LLMの欺瞞性、情報の非対称性、擬人化への人間の傾向、ベンチマークの限界を解説し、AIは単なるツールであり、人間の時間を守るために禁止が合理的な場合があると論じる。
エンジニアリングにおいては、物事は絶対に正しくなければならない。