スタッフエンジニアが「解くべき問題」を見つける方法:受動的に耳を傾け、問題を蓄積し、共通の形を見抜く
How I Find Problems to Solve as a Staff Engineer

スタッフエンジニアへの昇進を目指すシニアエンジニアからの「解く価値のある問題をどう見つけるか」という質問に、著者が自身の実践を交えて答える。戦略的に考えるための時間を確保するのではなく、日々の会話やミーティングで人々が抱える問題に「スポンジのように」耳を傾け、それを頭の隅に置いておく。問題が蓄積され、異なるチームから同じ問題が浮上したり、表面的には異なる問題が共通の根本原因を持つことに気づく。PerfettoのUI拡張機能の例では、個別のリクエストが実は「UIをカスタマイズしたい」という共通のニーズに集約され、マクロ機能の開発につながった。一方で、見かけの共通性に惑わされ、無駄な開発をした失敗談も紹介。アイデアを検証するためのプロトタイプ作成や、関係者への根回しの重要性も説く。
「待つことはスーパーパワーになり得る。同じ問題が別のチームで独立して発生すれば、それは解決すべき優先度の高い問題となる。あるいは、表面は異なっていても同じ形をした問題かもしれず、一つの解決策で複数のユースケースに対応できる。」