1948年のIBM 604から真空管フリップフロップモジュールに電源投入
Energizing a vacuum-tube flip-flop module from a 1948 IBM system
1948年に登場したIBM 604は、プログラム可能な計算機で、パンチカードから数値を読み取り、最大60回の計算を行い、結果をカードにパンチしました。この機械は約1300本の真空管を使用し、そのうちの1つがTR-3トリガーモジュールです。本記事では、このモジュールをリバースエンジニアリングし、電源を投入して動作を確認しました。トリガー回路は2つのインバータをループ状に接続したもので、1ビットの情報を保持できます。真空管の動作原理から、回路の詳細、そして動作の不安定さまで、実際の実験に基づいて解説します。
トリガー回路は、一方の状態に留まる安定性と、入力パルスで確実に反転する不安定性のバランスが重要で、電源電圧によっては発振したり、一方の状態に固執したりすることがありました。