手描きの乗車券が彩るミルウォーキーの交通史
When transit passes were designed by hand

1930年代から60年代にかけて、ミルウォーキーの路面電車・バス会社は毎週発行する乗車券を手描きのレタリングと鮮やかな色彩でデザインしていた。約300枚のチケットがLetterform Archiveに収蔵され、その美しさと一貫したデザインが注目されている。手作業による制作は1992年まで続き、公共デザインの貴重な例として、デジタル時代の交通機関に視覚的な喜びを取り入れるヒントを与えてくれる。
「ミルウォーキー電気鉄道・照明会社(T.M.E.R.& L.Co.)は、1939年以降はミルウォーキー電気鉄道・輸送会社(T.M.E.R.& T.Co.)が自前の印刷所を持ち、これらの乗車券をデザイン・印刷していました」と、ミルウォーキー交通アーカイブ&ミュージアムの社長兼CEO、ジョン・ジョーブ氏は語る。