太陽系外初の「衛星」候補を発見、惑星でも恒星でもない謎の天体
Astronomers may have found the first exomoon

欧州南天天文台(ESO)のVLTを用いた観測で、恒星CD-35 2722の周りを回る褐色矮星を公転する、木星質量級の天体が検出された。この天体は惑星でも恒星でもない褐色矮星を回っているため、「惑星」や「衛星」といった従来の分類が当てはまらず、命名が難航している。もし確認されれば、太陽系外で初めて発見される「衛星」となる。研究チームはESOのVLTに搭載されたCRIRES+装置を用いて視線速度法で観測し、褐色矮星のわずかなふらつきを検出した。この発見は、系外衛星の形成と進化の多様性を理解する手がかりとなる。
「この系は太陽系の言葉である『惑星』や『衛星』で定義するのがやや難しい」