完璧主義は過剰設計ではない——問題は要件の曖昧さだ

Perfection Is Not Over-Engineering

ソフトウェア開発において「完璧を目指すな」という言葉は、過剰設計への警戒から生まれた。しかし著者は、過剰設計の本質は「間違った問題を解くこと」であり、完璧さとは無関係だと主張する。要件が明確で制約が厳格なら、完璧な解は唯一つに定まる。システムも製品であり、ユーザーのニーズを正直に定義すれば解決策は自ずと見えてくる。過剰設計の兆候は、設計理由を問うと答えが曖昧なこと。3人チームが5つのマイクロサービスを運用する例を挙げ、データ整合性の喪失や運用負荷といったコストに見合わない問題解決を戒める。

過剰設計とは、間違った問題を解くことだ。それは「気にしすぎ」でも「やりすぎ」でもない。

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2026-07-20