走行可能なガソリン車を早期廃車にすると、CO2排出量は本当に減るのか?
The climate benefits of retiring an operational combustion engine vehicle

米国の家庭で最大のCO2排出源である内燃機関(ICE)車を、寿命前に廃車して電気自動車(BEV)に買い替えることの気候変動への効果を、ライフサイクル分析で検証した研究。平均的な米国の電力網とSUVを想定した場合、早期廃車による排出削減効果は、新車のICE車を廃車にする場合を含め、ほとんどの状況で一貫して確認された。例えば、2年目に廃車した場合、累積排出量は44%削減され、炭素ペイバック期間は3年。ただし、BEVの電力消費量が30kWh/100km超、電力網の排出係数が500kg/MWh超の場合は、効果が打ち消される可能性がある。
排出量の観点からは、買い替えは早すぎるということはほとんどない。