NSFイノウエ太陽望遠鏡が太陽の隠されたプロセスを発見

NSF Inouye Solar Telescope Enables Major Discovery of a Hidden Solar Process

NSFイノウエ太陽望遠鏡が太陽の隠されたプロセスを発見

米国国立科学財団(NSF)のダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡を用いた国際研究チームが、太陽表面(光球)でケルビン・ヘルムホルツ不安定性(KHI)を初めて観測しました。これは、太陽の外気圏が数百万度に達する謎や、太陽フレアなどの爆発的活動の原因となる磁気エネルギーの蓄積・移動メカニズムの解明につながる可能性があります。Nature誌に掲載されたこの発見は、シミュレーションと理論の一致によって裏付けられています。

「太陽の磁場は、恒星の回転エネルギーを磁場に変換する巨大な宇宙エンジンのようなダイナモ過程によって生成されます。しかし、太陽の磁気周期はわずか11年と、宇宙のタイムスケールでは驚くほど短いため、生成された磁束は効率的に散逸しなければなりません。現在のモデルではこの急速な拡散を説明するのが困難です。我々が太陽光球で発見したケルビン・ヘルムホルツ不安定性は、この失われた磁気拡散の重要な源となり得ます。」 — デビッド・クリゼ博士(国立太陽観測所)

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2026-08-06