ルーマニアの作業員が550万年前に閉ざされた洞窟を破り、太陽を見たことのない生命の世界を発見
Workers Drilling in Romania Broke into a Cave Sealed for 5.5M Years

1986年、ルーマニア南東部の掘削作業中に偶然発見された「モビル洞窟」は、約550万年前から外界と隔絶された地下世界。光が一切届かず、空気は有毒だが、化学合成を基盤とした独自の生態系が存在し、約50種の無脊椎動物のうち約33〜37種がこの洞窟だけで見つかる固有種。チェルノブイリ事故の放射性同位体が洞窟内の水から検出されないことから、完全な密閉が確認された。この発見は、太陽に依存しない生命の可能性を示し、地球外生命の探査にも示唆を与えている。
太陽の光が当たらない場所で、岩石と水の化学反応だけで動く生態系が、火星の地下や氷衛星の下に存在するかもしれない生命のモデルとなる。