桁の違う物理:網膜桿体と素数密度への応用(1998年博士論文)

Order of Magnitude Physics a Textbook with Applications to the Retinal Rod(1998) [pdf]

サンジョイ・マハジャンによるカリフォルニア工科大学博士論文。次元解析、近似、物理的推論を駆使した「オーダー・オブ・マグニチュード物理」の教科書と、その手法を適用した2つの研究を収録。教科書は、推定、次元解析、材料の機械的・熱的性質、水面波を扱う。研究の1つは、網膜桿体のフラッシュ感度の解析モデルで、フラッシュ感度が背景光の強度の-1.3乗に比例すると予測し、実験で観測されるWeber-Fechner則(-1乗)に近い結果を得た。もう1つは、素数密度の近似モデル(平方根モデル)で、素数定理と一致する(log n)^-1の漸近解と、素数の密度の変動を説明する振動項を導出した。

「計算することは人間的だが、近似することは神的である」

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2026-07-19