英政府、British Steelを国有化—「重要な国家能力」保護へ
British Steel taken into public ownership to protect 'vital' UK supply

英政府は、鉄鋼大手British Steelを国有化した。同社のスカンソープ製鉄所は約2,700人を雇用し、国内最後の高炉による一貫製鉄所。政府は昨年から運営を管理していたが、中国のJingye Groupが所有しており、戦略決定に制約があった。国有化により政府は工場の将来を決定する権限を得るが、運営コストは1日あたり約130万ポンドに上る。政府は長期的には電炉への移行を目指すものの、国内で唯一の鉄鉱石からの新規鉄鋼生産を維持するため、当面は高炉の稼働を続ける方針。
「もしその企業が消えれば、この国で一次鉄鋼生産の能力を失い、世界の供給に完全に依存することになる」—ピーター・カイル英ビジネス・通商相