1984年の「Starlink」:Digital ResearchがIBM PCをマルチユーザー化した知られざる製品
Starlink from 1984

SpaceXの衛星インターネット「Starlink」の約40年前、1984年にDigital Research Inc (DRI)が同名の製品「StarLink」を発表していた。Intel 8088 CPUと64KB RAM、4つのRS-232ポートを備えた拡張ボードと、Concurrent DOSを組み合わせ、IBM PCを最大5ユーザーが同時利用できるマルチユーザーシステムに変えるものだった。価格は1,695ドルで、当時8,000ドル以上したAltosなどの専用マルチユーザーシステムの代替を狙ったが、IBM PC XT自体の価格や、Lotus 1-2-3が動作しないなどの互換性問題もあり、商業的には成功せず、1985年頃に開発中止となった。
人々はIBM PCとPC-DOS向けに開発されたすべてのソフトウェアが、変更なしに自分のマシンで動くことを望んでおり、Concurrent DOSはそのレベルの互換性を提供できなかった。